A-Tornadoes通信vol.9

A-Tornadoes通信 vol.9 

あっという間に桜が満開になってしまいました。
花粉が飛ぼうが、PM2.5が飛ぼうが、やはり春、が来るのは嬉しいものです。
今回はTornadoes一番の熱血漢と噂のたくまさんと久々の正峰コラムが登場です!

1 Tornadoesメンバーへのインタビュー(たくま編) 
2 To たくま From HC西田
3 正峰コラム
4  Tatsumi’s-eye

1 Tornadoesメンバーへのインタビュー(たくま編)

Q1.ジェイトレで一番驚いた(ためになった)トレーニングは?

私がTornadoes に帯同してからは数回しか”J トレ”はありませんでした。
J がお寿司にあたって体調不良でトレーニングがキャンセルになったりして・・・
一番感じたのは、制限とルールとペナルティーの定め方が素晴らしい事です。
トレーニング内容についても全てのメニューが「なるほど」と思えるものばかりでしたが、
その制限とルールとペナルティーの定め方でゲームの一部分を切りとった状態でトレーニングを行える様になります。
私自身は割とプレイに関しては細部まで気になる方だと思いますが、日本に戻ってからは以前に増してプレイを細分化して見る様になりました。

Q2.昨年のTornaodesに参加されていますが、そのとき感想を。

全てから刺激を受けました。アメリカと言う国、環境、参加してくれている選手全員。
本当に選手達は全員が素晴らしい心の持ち主で「私ももっと頑張らないと!!」と言う
熱い気持ちにさせてもらえました。A-Tornadoes 通信の中で選手みんなが私に感謝を述
べてくれていますが、感謝しているのは私の方です。ほんとうにありがとう。

Q3.日本とアメリカのバスケットボールの環境で一番違うなぁと思った点は?

違いも何も私自身は今問題になっている体罰が正しいとされている学校でバスケをしていたので・・
私も小学生の時にJBA の様な環境でバスケットボールが出来たら、もう少しまともなプレイヤーに・・・ まぁ自分自身なんでしょうけど。
でも子供達には本当に素晴らしい環境でバスケットボールをしてほしいと思います。

Q4.指導者の立場で一番難しさを感じることは何でしょう?

今は無いです。チームをみる指導者であればまた違うのかもしれませんが、私の場合は個人スキルを教えるスクールコーチなので子供達全員が、前回よりも、今日の練習が始まった時よりも進歩・進化しているのでとにかく毎回楽しいです。
スクール生よりも私が一番楽しんで盛り上がっていると思います。

Q5.逆に、一番喜びを感じることは何ですか?

バスケットボールに携われる事が一番の喜びです。10 年以上離れていたバスケットボールに携われる機会を与えて頂いた幹さんには本当に感謝しています。

Q6.スクールの子どもたちを自慢してください!

たくまコーチとは呼んでもらっていますが、本当は私の方が子供達から学ばせてもらっています。
子供達がメールをくれたり、手紙をくれたりするのですがそんな些細な事でも感動して陰でいつも泣いています。

Q7.栗原正峰に書いてもらった書についての感想。

栗原先生にはシアトルで”熱”という書を頂きました。
日本に戻ってきてすぐに自宅玄関にかざりました。
とても力強い書で毎日出掛けるときに見てパワーを頂いています。
自分自身そんなに熱い人間だとは思っていませんが
その様に表現して頂いた事はとても嬉しく思っています。
ただ頂いた書を毎朝見る事で自分自身の心の感情を、
常に熱く本気で!!
どんな事も熱くなり過ぎず冷静に!!
の両面から捉えられる様にしたいとは思っています。

Q8.西田HCを漢字一字で表すとしたら?

無理ですね。とても一文字では表現できません。
私にはとても計り知れないので表現できないですね。ただ物凄いパワーは感じます。
話をしていても後ずさりするぐらいの。
自分に無いものを持っていて凄まじいパワーを秘めているから魅かれるんだと思います。

  

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ありがとうございました!
一見物静かな印象を受けるたくまさんですが、どうしてどうして、実は一番「熱い」のではないかというのは、栗原正峰と意見が一致しています。詳しくは正峰コラムで。

2 To たくま From HC西田

一言で言うと「良く働きます」
Nippon Tornadoes活動に応援で来てくれた時は、20時間に及ぶ車の運転も一人でしてくれました。
トルネードドームでの朝食&夕食もコツコツと作ってくれました。
しかも朝早く起きて、ちゃんした段取りで。最高っす!

その彼の働きぶりには、「たくまさん何時もあざす!」て、選手達は何時も感謝の言葉を口にしてましたね。よっぼど飯も美味かったんだと思います。

バスケットのコーチングでは別の顔も持ってます。
新しい事に目を向ける、しかし土台はぶれず、フットワーク軽く前に突き進む。
これまで、バスケットのコーチングとは縁も薄かったようですが、彼の元々持っている探究心が、子供達を指導する姿勢に現れ、彼を慕う選手もあっという間に増えて行きます。

昭和の「頑張る」という事を身に付けている人間の一人ですね。

3 正峰コラム

たくまさんは人想いで、情に厚く、普段は温厚な方です。
そして人間的に尊敬できる素晴らしい「心」を持っています。
コートに立てば、その選手のことを想い、全力でぶつかっていく。
やけどするくらい「熱い」指導者です。
この作品はたくまさんそのものだと思っています。
激しくそして熱く、そして冷静な判断の下、温かく包み込むような
作品に仕上げたつもりです。
たくまさん、これからも熱い男でいてください。
くれぐれも暑苦しい男にはならないでください(笑)。

*昨年末ポートランドで行われたライブについてもお尋ねしました。

作品を書くにあたり、一番考えたのが構成でした。
文字は「吉日良辰」(きちじつりょうしん)。甲骨文字で仕上げるわけですが、
自分にしかできない表現を追求しました。

4文字をどうに表現するか。構成にかなりの時間を費やしました。

そこで思いついたコンセプトが
「書を物語として表現する」ということです。

文字一つ一つに意味を持たせ、それらを絵として構成していく。
そんなような感じです。

私は次のように意味を持たせました。
吉→我々がいる建物
日→日を照らす太陽
良→良い心を持った使者
辰→龍

「吉日良辰」とは、そもそも「今日は良い日(めでたい日)」という意味があります。
それに加え、
日の降り注ぐよい日に、龍から舞い降りた使者がこの家にやってきたよ
という物語を加えたわけです。

たくさんの方に感動していただけたようで、苦労した甲斐があったと感じています。
作品の大きさは 140cm×280cm。迫力のある作品に仕上がりました。

緊張感と緊迫した空気の中、私に神が降りてきたような感覚でした。

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実際にライブの様子を観たことがないので、いつか観てみたいと思っています。
そう思っているTornadoes関係者は多いと思うので、いつの日か企画しますかね!

4 Tatsumi’s eye

今回は7回目となるCoach Tornadoesについてお伺いしました。

一言で言うと、それは・・・「驚き」です。
その理由は、確かに私は、第一回目からツアーとせず、研修会としてきました。
ちょっと気難しく、ちょっと緊張感のある内容にしてきましたし、押しつけがましいスケジュールにもして来ませんでした。
「参加者には考えてもらう」という事を前提に、内容をスケジュールを組んできました。
なので、「待つ身」に慣れてる人からすると、物足りなさも感じられたと思います。
しかし、今回は、これまでの研修会を越え、更に学びの姿勢が強い研究者の方々が多かった研修会となりました。
バスケットボールは、たかだか130年の歴史。
そこに「絶対」を持ち込むこと自体がおかしい。
それより、バスケットボールという競技が、更に洗練されたスポーツになる為には、まだまだ色んな意味での研究が必要だと私は思っています。
ただ、その研究は、言うほど簡単に出来る物ではありません。
色んなアイデアが私の頭の中にあっても、専門的な知識もなく、研究所もない私には、ある意味諦めるしかない道だったとも言えます。
しかし、今回は、その諦めかけた世界を、時間をかけて研究しているメンバーが参加してくれました。
筋肉、ゲーム分析、対人分析、体の仕組みなどなどです。
だから、参加した方々と話をしていて、?マークがついても大抵の事は答えがわかる。
そんな仲間が集まった研修会となりました。
不完全なバスケット、もしかしたらこんな日本人の研究者たちによって、新しい未来、そしてルールが設定されるかもしれませんね。

こんな有意義なコーチ研修会、これからも更に進化させていきたいと思います。
今から来年が楽しみです。

 

ありがとうございました。

更に進化を遂げているコーチ研修会に続き、いよいよTornadoes Jr.も始まりました。
感受性豊かな子どもたちなので、きっとたくさんのことを吸収してくれることでしょう。

編集後記

「いけばな」の展覧会を控えています。
その準備のために、花を育てていらっしゃる生産者の圃場を訪ね、お話をうかがっています。
「お花が高い」から消費者が少ない、「コストがかかる」から生産者も減っている。
「敷居が高い」からいけばな人口も減ってきている。でも、花はなくならない。

西田HCがバスケットボールの話をされるときに、「なくても生きていける、けど、あるから、関わった以上はよりよい環境に変えたい」という主旨のことをよく言われます。

私が関わっている「花」も一緒だなぁと思います。なくても生きていけるけど、あるんですよね。ここに。
ある生産者の方から「ぞーざさん、この花は俺があと30年生きたとしても、30回しか作れないんだよ」と言われました。

今まで何かにそれだけ真剣に向き合ってきたか、私? 
この言葉は一生忘れません。

A-Tornadoes emi