Kosei Ban選手 来シーズンもBellingham Slamでプレイ

昨日 Bellingham SlamのオーナーでGMのKipさんがトルネード寮を訪問していただき、今シーズンの報告と今後について話をしました。

参加者 Kipさん Kosei Ban選手 伊藤選手 西田 4名

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Bellingham Slamのチームの特徴
Bellinghamは、シアトルから車で1時間半ほど北にあり、カナダのバンクーバーに、最も近いワシントン州の都市です。
この地域には、ラクロス、サッカー、野球など、セミプロのチームがバスケットを含め8つもあるそうです。
そんな中にあっても、バスケットは盛んで、NCAAディビジョン2のGNACに所属するウエスターンワシントン大学は、2012年、全米チャン ピオンにもなってます。
しかし人口は約8万人と大きくないので、バスケットチームとしても、いかに多くの人達に、会場まで足を運んでもらえるチームになるのか が、大事になるそうです。
- そんなBellinghamで、魅力あるチームを作る方法を、Kipさんの考えを聞いてみました

 一般的には、有名な選手を多く雇用し、目立ち、勝つチームにする事が、一見ファンを喜ばすには
 分かりやすいけど、アメリカでは、NCAAディビジョン1やNBA出身など、名も実力もある選手は、
 ファンの前でも、常にスターで有り続けなければいけない。
 なので我々のようなマイナーリーグのチームの中では、良い意味で、チームとして機能しにくい事
 も出てくる。
 その上で、最近のアメリカの傾向として、ダンクがいっぱいで、見た目派手ではあるが、蛋白で
 賢いように見えないチームを「よし」、としない風潮があり、逆にしっかりとチームになってる事を
 望まれる。
 最近の良い見本で言えば、スパーズのような・・・

 従って、我々の選手雇用の優先順位は、短いシーズンで、チーム練習が十分に行われない

 環境の中でチームの為に何をすべきかと考えられる選手からとなってます。
 それに、お陰様で、我々の地域には、NCAAディビジョン2で、全米でも屈指の強さを誇る
 ウエスターンワシントン大学があるので、チームプレー率先の選手発掘には比較的容易でした。
 これが、我々がIBLの中で3年連続優勝できた原因かもしれないですね。

- そして次に、Kosei Ban選手は、何故受け入れられたのか?を聞いてみました

 まずは、彼は、十分な個人スキルを持っている。

 我々は、先ほど話をしたように、チームプレーを重視しているので、そのチームプレーを遂行
 してくれる為の個人スキルは、何よりも大事。
 彼がNippon Tornadoesでプレーしているのを見て、彼自身がBellingham Slamにとって
 十分なスキルを持っているであろうという事は知っていたので、話をもらった時は、即決だったよ。
 それに今シーズンを終了し、小さな彼が大活躍するのをファンは一番喜んでくれる。
 だからGMとしても「彼が来てくれてよかった~」と思ってる。
 また、一人の人間としても彼は優れてて、練習もハードにこなし、他の選手とのコミュニケーション
 も積極的にしてくれるので、良いリーダーでもあったと思う。
- という話だったので、来シーズンについて聞いてみました
 もちろん!Kosei Banには、来て欲しいよ(´∀`)

 彼がそれを望んでくれるなら、尚更嬉しいよ。
 それに彼はこれからの選手なので、まだまだ伸びるしね
- 最後にKipさんから日本の皆さんへ
 個人スキルばっかりを取り上げられそうなアメリカのバスケットですが、Bellingham Slamでは
 チームプレーを徹底しています。
 従って、選手も、その為に必要な個人スキルを持つ選手ばっかりが所属してます。
 Kosei選手と同様、我々のチームや選手がお役に立てるようであれば、いつでも呼んで下さい。
 シーズンが合えば、お互いに成長できようなプログラムを作りや環境作りを行っていきましょう!
 私は、日本が大好きです。
 これまで、大学の研究の為に北海道にも数ヶ月滞在しました。
 それ以外に個人旅行で3回日本を訪れてます。
 
 大好きな日本のバスケット界の為に、オーナーGMとして、お手伝いできることを嬉しく思います。
以上
このように、今シーズンの報告会と、来シーズンや未来へ向けての話し合いが楽しくできました。
NBADL、NBAを目指す20歳のKosei Ban選手にとっては、自分で獲得した良い縁になったようですね。

来シーズンもBellingham Slamのホームコートに立って、多くのファンから熱い声援をもらえる選手に、

成長して帰ってきて欲しいですね。

という事で、2015年IBLシーズン Kosei Ban選手は、再びBellingham Slamのコートに立つことが決まりました。

サポート&リポート by Nishida

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