お待たせしました!祝勝利
2009年&2012年
Nippon TornadoesがInternational Basketball Leagueに参戦しました。
2009年は18戦で0勝18敗。
そして2012年も敗戦からのスタート。
そのチームが昨夜初勝利をあげました!!!
http://www.ibl.com/box_score.php?gameid=4046
勝利した瞬間の仲間。
改めてこの写真を見て思いましたが、身体能力的が高い黒人選手が一人もいません!
しかも参加選手7人の内、2名(伊藤&ヤス選手)が捻挫で、万全ではない状態。
アメリカ人選手も3名のみの参加。
更にチーム練習は一回も出来ず。
しかし、日本人選手は個人のトレーニングを積み重ねてスキルを伸ばし、試合でしか会う事のできないアメリカ人選手とは、試合を通してチーム作りを行い。
経験、言葉、スキルレベルなどバラバラだけど、バスケットボールをコミュニケーションツールとして一つのチームになってきてました。
今年のTornadoesは、日本人の参加人数が3名からスタート。
どないすんねん!てところからのスタート。
しかし、前進。
諦めません。
諦めません。
置かれた立場でやれるだけの事をやろう!と全てポジティブに考えてくれた選手と前進。
リーグのルールに従うと、アメリカ人選手が5名必要。
でも選手探しの経験に乏しい私。
なのでリーグやアメリカの仲間のサポートを受け10名ほどの紹介を受けた。
でも人数は足りるようになったが、日本人選手との目的や経験の違いや、そしてお互いの理解のなさにまとめていくのが大変だった。
しかも私自体が経験をしたこともない、アメリカ人選手を相手に、全てを英語でチーム作りの方向性を説明しなければいけなかった。
そんななんちゃって監督の指揮も良くなく、チームは、なかなか一つになれない状態の「なんちゃってチーム」が6試合程進んだ。
多分その間、みんなそれなりにフラストレーションを感じてたと思う。
そしてそんな中、決断しました。
日本人と精神的に合うアメリカ人選手のみとのコラボチーム作り。
見た目や経験は一切無視、ただ一緒にチームを作る上で価値観の似たアメリカ人選手だけの選定にこだわりました。
残ったのは、高校の指導もしているアイトレール、ゴンザガ出身のジョーダン、ワシントン大出身のジョー、そしてIBLのトライアウトを受け続け、それでも落ち続けたブランソンの4名。
人数でも経験でもサイズでもなく、日本人選手と心で繋がる事が出来るアメリカ人選手だけとのコラボ。
リーグコミッショナーからは、「ブランソンはIBLレベルではない!」と苦言を言われたが、「日本人もIBLレベルではないよ」と反論!
私は、最終的にチーム作りとしては、即席でも、いや即席だからこそ、あくまでも心の価値観が似ているべきだと、その部分だけにこだわりました。
勝ち負けは時の運、人事を尽くして天命を待つだけ。
でもチーム作りは、自分たちの意思で決める事が出来る。
それであれば、価値観の似た仲間と意味のある時間を過ごしたい。その方が楽しい!
でもおかしいですよね!
身長で圧倒的に劣るNippon Tornadoesなはずなのに、ジョーだけが2メーター越えで、後のアイトレール178cm、ジョーダン190cm、ブランソン192cmは身長的に見ても日本人的。
身長で圧倒的に劣るNippon Tornadoesなはずなのに、ジョーだけが2メーター越えで、後のアイトレール178cm、ジョーダン190cm、ブランソン192cmは身長的に見ても日本人的。
大きく上手い選手は、アメリカなので日本に比べると沢山いる。
だから勝つ為には、そんな選手を中心に採用すればいいはすなのに・・・。
結局は見た目や体格ではなく、どこか日本人的なアメリカ人選手4名を最終的にチームメンバーとしたわけです。(笑)
傍から見ると「あんた!ほんとに勝きがあるの?」て言われそうです(笑)
でもチーム作りは、見た目ではない。ブランドでもない。人の、人柄の、スキルの良し悪しではない。
大事なのは、目的や価値観がどれだけ共有できるか・・・です。
そしてそのチームが、結成し2ゲーム目で、勝利を手にしました!
価値観の共有が結果をもたらした瞬間です。
「やった~」
私が監督としてうれしかったのは、アメリカ人選手、そして日本人選手が、お互いに気使い、称えあいチームが一つになってきたこと。
短期間の間にそれぞれの選手が成長しあって相互理解に努めた事です。
感謝!
チーム皆で人事を尽くしたら・・・今回はめっちゃ嬉しい天命をいただきました!
勝った瞬間の動画です。
http://www.youtube.com/watch?v=fLnFuQU6Rdg
私は自分の目的や立場上、この時、勝った事に喜びの実感は少なかったのですが、その後、落ち着いてこのビデオを見ながら、選手の喜ぶ姿を見て、勝手よかったんだとシミジミ思いました。
私もそうであったように、選手自体も、チーム練習もなく、スキルレベルも違うし、経験値も違う事で勝つ事に不安があったんですね。
http://www.youtube.com/watch?v=fLnFuQU6Rdg
私は自分の目的や立場上、この時、勝った事に喜びの実感は少なかったのですが、その後、落ち着いてこのビデオを見ながら、選手の喜ぶ姿を見て、勝手よかったんだとシミジミ思いました。
私もそうであったように、選手自体も、チーム練習もなく、スキルレベルも違うし、経験値も違う事で勝つ事に不安があったんですね。
そんな仲間が、勝つ事で、お互いのこれまでの気遣いを共有出来た瞬間だったんですね。
勝利した瞬間の仲間。
改めてこの写真を見て思いましたが、身体能力的が高い黒人選手が一人もいません!
最後に
この勝利を、第一回NIppon Tornadoesのメンバー、そしてこれまで支援していただいてきたJapan Basketball Academyの仲間や後援者全ての方々に捧げます。
また一歩前進しました。
Nippon Tornadoes
GM & Head coach Tatsumi Nishida