東洋の発想が西洋に与える影響

私西田辰巳は、幼少の頃空手をやってました。
なので凄く体の「軸」が気になります。
それを最近は「体幹」と言われてる事もありますが、私的には「軸」です。

それと次に気になるのが、生まれながらに持ってる骨格の違いがなせる唯一無二のムーブです。

体格やパワーで勝る海外の選手、当たりが弱いと言われる日本人選手。
その差をカバー出来るヒントが、そこにあるのではとず~と思ってました。

だからアメリカ式のトレーニングをそのままコピーしても意味がない。
アメリカ式のバスケットスキルをそのままコピーしても仕方ない。
やることは、小が大に対してどのようにして戦うかの方法とトレーニング&戦略を見つけることでした。

それが見つかりました。
まずは以前からご紹介しているECBAのジェイソン・バスケット氏。

柔良く剛を制すの諺のごとく、小が大に向かう為のスキルを理論的に指導してくれます。

Tornadoes Vol4 SAM2 002.jpg
そして次に今回ご紹介しているTim。

(来週からはマイアミにNBA選手のトレーニングに行きます)
彼の考えもジェイソン同様、東洋人には分かりやすい理論で選手のケアをしています。
そんな彼の説明をちょっと聞いて見てください。
http://www.youtube.com/watch?v=NlnGZoNHpjg 
この理論を元に多くのアスリートをトレーニングしてます。

そしてその理論に伴ってこんなのもやってます。
http://www.youtube.com/watch?v=V9Uj4kQcH6w 

パス、シュート、ジャンプなどバスケットの全ての動作は「軸」から始まる。

「軸」を使わない動作などない。
外回りをどんだけ大きくしても「軸」がしっかりしてなければ、崩れやすい。
そんな事を言ってます。
それから・・・考えてみてください。
体の大小はあっても、生まれた頃、幼少の頃は、みんな走れない、飛べない。
でもそれがこの地上で生活する内に徐々にそうなり、ある時期から専門のトレーニングを受けると更にそうなります
日本のバスケット界では、来る日も来る日もチームで走って飛んでパスしてシュートしてます。
そしたらそれに必要な筋力と体力がつきますね。
ここにもアメリカ式と日本式が出来上がるはずですよね。
何年も何年もかけて作るバスケットの体。
世界基準と日本基準に違いが出てくるはずですね。

まず日本はこの努力をしてみて初めて、日本人がNBAに行けないという事が言えるのではないでしょうか?

もう日本人がNBAに行けないという事を言う人を無くしませんか?

Tatsumi Nishida

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